埼玉県内の某飲食店のホームページ制作をさせていただいた時の成功事例をご紹介します。

もう5年以上前になりますが、飲食店を開業されるとのことでホームページ制作のご依頼をいただきました。

ご相談をいただいたのは開店の2,3か月前だったと思います。弊社にご依頼いただくことが決まり、契約段階になったところで、お客さまの事情により開店が1年後に延期になってしまいました。

事情が事情でしたし、まだ契約前でしたので、

「また開店する前にでもご連絡いただければ」とお話ししましたが、

お客さまからは

「開店するのは間違いないので契約はする」

というお申し出をいただきました。

スマホでOK

それではということで、お客さまにはすぐにホームページ制作をさせていただくことをご提案しました。

というのも、私もビジネスを始める時は出来る限り早い段階でホームページを制作するからです。まだ案の段階でも、とりあえずホームページだけは作ります。

ホームページ制作を早い段階で行う5つの理由

  • 開業前のプロセスが面白いコンテンツになる。
  • 開業前に注目を集めることができれば、開業と同時に売り上げが見込める。
  • SNSやホームページ運営に慣れるための時間が作れる。
  • 早くからSEO対策に取り組める(SEO対策は成果が出るまで時間がかかる)。
  • 少しでも多くの人に事業の内容を知ってもらえる。

一つ一つ説明していきます。特に最初の2つは重要です。

開業前のプロセスが面白いコンテンツになる。

開業するまでには様々な作業が必要ですね。開業届を出すとか、店舗のテナント契約とか。

それをホームページ内のブログやSNSとして運営すると、面白い内容ができます。これから開業しようとしている人にも参考になりますし、元々の内容が注目を集めやすいので読者が増えます。

時にはアドバイスをくれる人までいたりします。

また、自分がやってきたことを記録として残しておくことにもなるので一石二鳥です。

開業前に注目を集めることができれば、開業と同時に売り上げが見込める。

話題

開業までのブログを運営して注目を集めることができれば、そのブログの読者は開業時のお客様になる可能性があるのです。

大きなチェーン店などは開業前に大々的に広告を打ったりしますが、個人事業や中小企業の方だとそんなに前から広告を打つのはためらいますよね。出したとしてもせいぜい一か月前とかではないでしょうか。

しかし、ホームページは元々作る予定のものですし、SNSも費用がかからずに運営できます。

早めに運営して読者を集めることで、開業早々に集客がうまくいく可能性があるのです。

SNSやホームページ運用に慣れるための時間が作れる。

これまでホームページの運用経験がない方にはイメージがわかないかも知れませんが、集客や売上アップを目指すならホームページを作りっぱなしではダメです。

ホームページをたくさんの人に見てもらうためには、それなりにページを増やす(更新していく)必要があります。

更新は業者に依頼してもできますが、少なくとも内容を考えていただく必要があります。

また、ホームページだけで集客を目指すより、SNSやLINE公式アカウントなども使うと相乗効果が期待できます。

ホームページもSNSも、これまで運用経験が無い場合にはそれに慣れる必要があります。それぞれの操作に慣れるのはもちろんですが、それだけではなく、たくさんの人に見てもらうためには運用の経験も必要です。

操作方法を身につけるにも、運用経験を積むのにもある程度の時間がかかります。

パソコン操作

それを開業直前から始めるのと、開業よりずっと前から始めているのとでは大きく違います。

早く始めれば始めるほど有利なのは言うまでもありません。

早くからSEO対策に取り組める

SEO対策とは、Googleやヤフーなどで検索されたときに、自分のホームページが上の方に表示されるようにするための施策です。SEO対策について詳しくは2022年最新 seo対策初心者のための解説記事をご覧ください。

SEO対策は結果が出るまでに時間がかかります。どんな検索で上位に表示させたいかにもよりますが、例えば「○○市 ピアノ教室」や「○○市 整体院」など、競争の激しい業界では特に時間がかかります。

どんなに頑張っても、それらの検索で自分のホームページが上位に表示されるようになるまでには数か月から一年以上かかります。

これもホームページを早く作れば作るほどその期間を稼げることになりますので当然有利になります。

開業する1年前から始めていれば、上手くいけば開業するころにはホームページが様々なキーワードで検索の上位に表示されているかもしれません。

しかし、開業直前にホームページを作った場合、検索で表示されるのは開業から数か月以上経ってからということになります。

少しでも多くの人に事業の内容を知ってもらえる

ホームページもSNSも事業で使う目的は主に宣伝のためです。

早くから作っても、開業直前に作ってもそのコストが変わるわけではないので、それなら早くから宣伝する方を選んだ方が得策です。

その間、たくさんの人に開業することを知ってもらえます。

特に一般消費者がお客様になる事業、飲食店や宿泊施設、各種教室などは開業前から知ってもらうことで、商圏にいる人たちに注目してもらえます。

開業前にホームページ制作で成功した事例

集客に成功

ジオフィードがホームページ制作を承ったお客さまは飲食店です。

前述の通り、開店が延期になったため結果的に開店の1年ほど前にホームページを作ったことになります。

まず始めていただいたのはホームページを制作してブログを書いていただく事でした。この時のホームページのデザインはまだ仮のもの充分です。

飲食店ですから食材が重要になりますが、その食材の調達方法やこだわりを調味料にいたるまで細かくブログに書いていただいたりしました。

同時にSNSも立ち上げて同じような内容を掲載していただきました。

ホームページもSNSも徐々に読者やフォロワーがが増えていき、その地域で話題になっていくのが目に見えてわかりました。

これは本当に大きな宣伝効果だったと思います。

開店が近づくと、SNSでは

「開店楽しみにしています!」

というようなコメントもつくようになりました。

その飲食店さんが食材などにこだわりがあり、それがより効果的だったこともありましたが、特に宣伝などもしなかったにもかかわらず、開店と同時にたくさんのお客さまがご来店されました。

この時はホームページ制作をご依頼いただいたオーナー様からも大変喜ばれました。

開業前でもホームページを作れるのか?問題点は?

開業前でもホームページを作ることは問題ありません。

それが1年前でも2年前でも。

ただしいくつか注意点があります。

まずドメイン(○○〇.comなど)は決めておく必要があります。このドメインは大事な資産になるので基本的に変えてはいけません。また、ドメインに屋号や社名を入れたい場合は屋号も決めておく必要があります。

どうしてもドメインを変える必要が出てきたら、その時は少し手間がかかりますが変えることもできます。

届け出が必要な業種でも、それを明記すれば開業前でもホームページを開設することは問題ありませんが、詳しくは専門家の方にお問合せください。

新規開業のお客さま向けプランもございます

ジオフィードでは新規開業のお客様向けに、開業の3か月以上前にホームページ制作をご依頼いただいたお客様には、ホームページ制作に関わる初期費用だけご契約時にいただき、残金は開業1か月前からお支払いいただくプランもご用意しています。

とにかくホームページは早めに作る

成功事例のようなことを考えると、開業の1年以上前からホームページを作れれば良いですが、実際にはそのようなケースは稀です。

ほとんどの場合は開業の少し前だったり、場合によっては開業後というケースも多々あります。

宣伝を考えなければいつ作っても良いのですが、少しでも宣伝効果を期待するならとにかくできるだけ早いうちにホームページは作った方が良いです。

ジオフィードでは「とりあえずのホームページ」を制作することも多いです。

近年は技術の進歩により、ホームページ制作にかかる期間は以前よりかなり短くなりました。内容やデザインさえ決まってしまえば数日で制作できます。

しかし、実際にはこのデザインや内容を決めるのに時間がかかることも多いです。

そこで、仮のホームページを制作して、それに思いつくことから内容を作っていきます。

最終的に内容や好きなデザインが決まった段階で、正式なホームページを作るという手順を踏みます。

手間はかかりますが、少しでも早くホームページを作れば、それだけ早くGoogleに登録されるので有利になります。